現場実習の内容を一部公開

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概要

デザインプロデュースプログラム 

デザインプロデュースプログラムでは支援者と事業者がチームを組み、専門家のアドバイスの下に共創によって具体的な商品・サービス等の価値を高める「現場実習(OJT)」を実施。また支援者同士の交流によるネットワーク醸成を目的とした「全国研修」や、消費者ニーズの把握およびバイヤーマッチングの精度を高めるために展示会(rooms)出展を行う「評価実習」を実施しました。

プログラムの内容

プログラムの概要は以下のとおりです。

全国研修
情報共有及びネットワークの醸成を目的に全国の支援者を一堂に集め、支援者・運営関係者同士の交流などを行う研修プログラム

支援者の育成項目に合わせた現場実習 (OJT)プログラム
各支援者ごとの課題・強化項目などに合わせ、現場実習 (OJT)プログラムを作成・実施、また支援者の目的・タイミングに合わせ、専門家を接続することでプロデュース力の向上を促進するプログラム

展示会「rooms」での評価実習
展示会に出展することで各支援者の取り組みへ客観的な評価を行うプログラム

振り返り、自走開拓の検討
展示会での評価を参考に、これからの方向性を公表コンテンツとして作成

02

現場実習の実施内容

現場実習で行われている内容を一部公開します。

地域特性のリサーチ

事業者がその地域と共に成長していくための戦略を描くには、地域および地域関係者の状態や想いなど地域特性を見つめ直す必要があります。地域との接続や関係者の巻き込みに課題がある場合は、支援者と共にインタビュームービーや、地域イベント、関係者を集めたミーティングを行うなどリサーチの姿勢とスキルの育成を実施しています。

宮古島での牛生産農家の密着インタビューリサーチ

業界を牽引する専門家からのアドバイス

良いデザインプロデュースを行うためには、取り組みが進むにつれて、狭くなりがちな視野を広げるタイミングが重要です。支援者の目的・タイミングを考慮し、各業界を牽引する専門家(デザイナー・プロデューサー・ライターなど)を派遣。客観的な評価・アドバイスを実施することで、プロデュースのさらなる促進を図りました。

写真は兵庫県神戸市の「神戸レザー」における海外向け(インバウンド含む)のブランドコンセプト策定や、コピー作成のためのアドバイスを目的とした、海外デザイナーの工房訪問の様子。神戸レザーは、神戸ビーフの廃棄となる革部分をアップサイクリングするレザーブランドですが、海外ではビーガン人口増加や、毛皮使用への動物愛護団体の反対運動もあり、そのままでは強い抵抗を受けてしまう可能性がありました。そのため現場実習では、海外のデザイナーを専門家として派遣。海外デザイナーの視点から、海外進出の際に表現していくべき方向性を検討しました。

ユーザーテスト

ビジネスモデルの成立性、市場におけるニーズ、ユーザー評価など、取り組みが成功するかどうかは、テストを繰り返すことで明らかになっていきます。ビジネス設計ができている支援者には、事業期間内でイベントを開くなど、ユーザーテストの現場実習を実施、その結果から、今後のデザインプロデュースの展開を検討しました。

茅ヶ崎の女子旅ツアーのユーザーテスト

事業者インタビュー&リサーチ

事業者の課題抽出や、目的目標設定など、事業者の想いを汲み取り意識を合わせ、方向性を定めることに課題がある支援者には、事業者に対し現場実習担当と必要に応じて外部専門家が一緒にインタビューや課題ヒアリングの実施。取り組みの方針を計画するなど必要なスキルの育成を行いました。

天草の香り「miho kurosawa」での事業者リサーチ&インタビュー

03

全国研修の実施内容

知財デザインワークショップ

支援者に、より深い知財の知識及び知財活用に関する「実践的」ノウハウの習得をしてもらうことを目的に、知的財産権に関して効果的な活用を行っている企業と一緒に事業戦略の紹介と知財活用を検討するワークショップを実施しました。

支援者・関係者同士の交流

全国の支援者が一堂に会する機会を活かし、支援者と運営関係者の強みや、人のつながりの可視化するシート(仲間シート)の作成を実施しました。

市場化マッチング模擬商談会

あらゆる業界業種のパートナーの前で事業者の商品についてプレゼンを行い、商品、企画、販路開拓手法、PR等々の評価、アドバイスを得られる場を設定。商談会とは異なり、買う・買わないの判断だけでなく、どのようにしたら取り扱いができるのか(市場にマッチするのか)、どうしたら付加価値を見出せるのか、それぞれの立場、業界においての意見を聞くことで課題へのアプローチを検討しました。

パートナー専門家一覧(順不同)

中川 勇志 スノーアイティエヌ㈱ 常務取締役

地域の一次農産物を活かした付加価値のある商品開発を数多く輩出し、中小企業庁「ふるさとプロデューサー育成支援事業」のOJT研修機関を務めた実績を有する。生産から販売までを一元化するITを使用したWEB媒体の開発やブランディングなどで、農家と共同で販路拡大に尽力している。

井上 正幸 秩父地域おもてなし観光公社

市役所職員として、観光行政に長く携わり、道の駅を企画・建設を担当し、運営会社も設立。責任者及び観光協会事務局長として出向。その後、地域連携を担当し、観光連携の中核組織秩父地域おもてなし観光公社を企画・設立し、事務局長として出向。1市4町(秩父市・横瀬町・皆野町・長瀞町・小鹿野町)の観光連携を推進する団体で、観光PRやインバウンド事業など行政的な事業と農泊、レンタサイクル、地域商社(ブランド確立)など営利事業を並行して行う。広域連携DMOの第一期登録となった。

船津 康史 ブルー・ブリッジ・パートナーズ㈱ 代表取締役 

1968年10月生 東京都出身 國學院大學法学部卒業。大手都市銀行、外資系投資銀行を経て、日本の食、伝統工芸、アートを世界に魅せたいという思いから起業し、リブランディングやプロモーションによる事業創造を複数展開。2016年フューチャーベンチャーキャピタル入社、執行役員事業推進部長。現在ブルーブリッジパートナーズを立ち上げ現職。

片上 裕紀 MCIC Japan合同会社 代表社員

大学卒業後、建設会社の機械関連会社に就職。ダム・高層建築・空港・原子力プラントなどの建設用の特殊機械や、連続製造プラントの設計、プロジェクトマネジメント関連業務に従事。技術士(機械部門)取得後、2012年に片上技術士事務所代表となり、コンサルティングエンジニアとして技術コンサルティング業務を行う。2016年2月にMCC代表取締役に就任。現在に至る。

安藤 寛之 株式会社エンタトニック 代表取締役 

大手百貨店でバイヤー・マーチャンダイザーを経験。ECサイトの戦略担当、店舗開発担当を歴任。首都圏に食と雑貨のセレクトショップなど6店舗を出店させる。デジタルコンテンツを使ったPR・マーケテイング・ブランディングを行い、地域のモノづくり事業者を支援する会社エンタトニックを起業。

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